Fujikawaguchiko High School KAWAKO

2023年10月22日カテゴリー:

【弓道部(FKQC)】新人大会2日目

本日は新人大会2日めです。

昨日の結果を受けて、女子Aチームが全国高等学校弓道選抜大会目指して頑張ります。

個人戦も2人残りましたので、個人としての出場枠もかけての一戦になります。

本日は、予選の3回戦を行い、上位8チームが決勝リーグに進みます。

個人は、4射2立ち行い、1位と2位が本大会に進みます。

さあ、気になる試合展開と結果は!?

 

まず3回戦ですが、女子Aチーム、思いの外的中が伸び悩み、1~3回戦合計で16中となり、よくある展開競射になりました。

競射は7チームから5チーム選出というものでしたが、ここでも力みが入り、まさかの0中。3回戦で敗退してしまいました。

顧問の先生からは、まだまだ日頃の矢数が足りていない。緊張感のある練習をしなければ、本番には強くなれない。

日頃の練習においても、八節に入る前から気が入っているのか!?という厳しいご指導を頂きました。

いかに日頃から、本番に臨む気持ちで練習するかは大事ですね。

また、自由練習だからと言ってたくさん矢を持っては、次の矢に期待する心が生じてしまうのも事実です。

時には一手練習などを通じて、緊張感を高めるのも良いと思います。

『徒然草』「初心の人、二つの矢を持つことなかれ。後の矢を頼みて、初めの矢になほざりの心あり。毎度、ただ、得矢なく、この一矢に定むべしと思へ。」と記されている通りですね。

この時代から700年は経過していますが、人間の本質はそう簡単には変わらないみたいですね。

緊張感のある練習を!

 

気を取り直して、個人戦ですが、団体が終わってほっとしたのか、山本・蓑手両選手とものびのびと良い射が見られました。

山本選手、3回戦皆中、4回戦3中で前日と合わせて13中(16射中)となりました。

蓑手選手、3回戦2中、4回戦2中で前日と合わせて9中(16射中)となりました。

以上の結果から、女子個人は山本萌衣選手が優勝いたしました。おめでとうございます!

2位の選手に1本差という際どい内容でした。振り返ると新人大会とはいえ、個々には技量の高い選手が県内にも大勢いることが見えてきました。

こういった選手が増えて、チームとして力を発揮できるように、来年に向けて頑張っていきましょう。

選手の皆さんお疲れさまでした。

山本選手は12月に東京で行われる本大会に行ってきま~す。

 

 

~大会の様子~