Fujikawaguchiko High School KAWAKO

2024年4月29日カテゴリー:

【弓道部(FKQC)】第121回郡内弓道大会

今回は、第121回となる春の郡内大会が行われました。

今回から、関東大会の開催形式に合わせて、5人立ちでの行射となります。

そのため、会場は小瀬スポーツ公園弓道場になります。

前回の郡内大会では、全ての優勝杯を返還することになりました。

果たして今回の大会結果はどうなるのでしょうか。

 

試合の様子をお伝えします。

河高の出場チームは

男子1チームと個人参加3人、

女子3チームと個人参加1人という大所帯です。

開会式でも一校だけはみ出ているのが分かりますね。

今回の大会は、予選が8射、上位4校で決勝トーナメントを行います。

そして今年度から、地区大会で個で8射のうち4中以上でインターハイ予選の個人枠に出場する権利を得ることができます。

つまり、団体のメンバーに入らなくても、個人として大会に出られる権利がもらえるということですね。

さすが弓道専門部は、太っ腹ですね。

 

さて、予選の結果です。

今回は、男子チームの的中は20射中、中でした。惜しくも予選敗退となります。

次いで、女子チームですが、Aチームが20射中15中で予選2位通過。Bチームも中で、予選通過となりました。

また、個人では、3年生の加藤輝、山本萌衣、2年生の中山凛音の3名が5中でインターハイ予選の個人出場権を獲得しました。

個人の成績は、予選の8射で決まるため、7中の選手が1位に決まりました。

河高では女子の山本萌衣選手が5中で競射になり、3位となりました。おめでとうございます。

~予選の様子~

~いよいよ決勝~

決勝トーナメントは坐射で行います。

トーナメントはABチームともに進出しました。

しかし、Aチームは準決勝で敗退し、3位決定戦に敗退し、4位となりました。

また、Bチームは三度の競射の末、惜しくも敗退しました。

選手の皆さんお疲れさまでした。

今回の大会は、色々と経験を積む機会になったと同時に、自分たちの準備不足も明らかになった大会でした。

坐射の経験の少なさによる、体配のぎこちなさ。入場練習がたりておらず、直前での確認になるなど、準備の大切さを学びました。

また、コーチと顧問の先生からは、待合での態度や控室の使い方についても指導がありました。弓道以前の問題ですね。

良い意味での経験では、特にBチームの坐射での競射ですね。

ただでさえ緊張感のある競射に加えて、不慣れな坐射。繰り返しの場面でどれだけ平常心を保てるかということは、本当に重要な課題です。

ここでの経験を良い方向に活かしてもらいたいですね。

また、先生からのお話の中に「役割を果たせたか」振り返ろう。というものがありました。

もちろん役割とは、部長副部長というだけではありません。

3年生として、2年生として、大前として、落ちとして、中として、エースとして……

これまでどういうキャリアを積んできた人なのか、自分は部の中でどういう立ち位置にあるのか、

そういったことを踏まえて、自分の役割を果たせたかどうかを振り返ることはとても大切なことです。

その役割は、あなただけにしか果たせないものもあります。

 

弓を引くのは一人でも、チームはみんなが支え合って影響し合って作るものです。

誰か一人が皆中でも試合には勝てません。

支え合い影響し合えるチーム、自分のことだけでいっぱいいっぱいにならない器が求められます。

 

~トーナメントの様子~