Fujikawaguchiko High School KAWAKO

校長あいさつ

心のゆたかな人間が育つ高校

 

 富士河口湖高校ホームページをご覧いただき、感謝申し上げます。

 

 本校は、開校が昭和52年、今年度で49年目を迎える全日制普通科の高等学校です。本校を巣立った生徒数は、令和6年度末には12,707名を数えるまでになり、卒業生は地元の富士北麓地域はもとより日本および世界各地において、様々な分野で活躍しています。

 

富士箱根伊豆国立公園内に位置し、生徒たちは大自然に囲まれた環境の中で、おおらかに伸び伸びと高校生活を送り、学校創立以来の教育方針である「心のゆたかな人間を育てる」の通り、知性や感性を磨き、伝統を引き継いでいます。

 

校訓は「仰峰不屈(高い目標を持ち,たゆむことなく努力する。)」を筆頭に「好学愛知(学ぶことや知ることに意欲的で誠実である。)」「真摯敢闘(目標に向かってひたむきにこつこつと頑張る。)」の三本の柱を掲げています。「仰峰不屈」は、霊峰富士を仰ぎつつ、その雄大な富士にも負けない大きな目標を掲げ、それに向かって弛まぬ努力を続けることを表しており、生徒たちは何事にも一生懸命に取り組み、切磋琢磨しながら日々成長しています。

 

また、教職員は「富士北麓地域における普通科高校として、自信と誇りを持つとともに、多様な価値観を認めることができる人間性豊かな人材や、生まれ育った地元の中心的な存在となり地域に貢献できる人材を育成し、学習にも部活動等にも励むことができる学校」(スクール・ミッション)の実現に向けて、日々の教育活動に取り組んでいます。

 

 教育課程においては、確かな学力と豊かな人間性、健康・体力を育むため相乗効果をもたらす教育活動の実践に努め、基礎学力の定着はもちろん、個に応じた確実な学力向上を図るため、主体的で対話的な深い学びにつながる授業の工夫や、進路実現に向け文理選択の希望に応じた教育課程を編成し、個に応じたきめ細かな支援を行っています。「河高Insight Program(インサイト・プログラム)」、通称「KIP」における探究活動においては、地域の魅力や課題について考え、地域の活性化や課題解決に向けて主体的・協働的な学びの実現に取り組んでいます。

 

 富士河口湖高校は、学校生活に意欲的に取り組む生徒たちと、それに応える熱意にあふれる教職員が集う高校です。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

校長 加藤 幸一