Fujikawaguchiko High School KAWAKO

2025年3月30日カテゴリー:

【弓道部(FKQC)】近県対抗弓道大会

3月29日、30日に近県大会が行われました。

この大会は、近県の強豪校と山梨県内の高校の弓道部で互いの練度を確かめ合うため、毎年行われています。

県外の強豪校と対戦する中で、今の自分たちの射と向き合いことができます。日頃校内のメンバーだけで引いていると、

どうしても視野が狭くなり、これくらいでいいかなという雰囲気になってきてしまいます。

しかし、他校と比較していくことで、射型の乱れや部内で日常となっている早気の状況に気が付くことができます。

また、高いレベルでの団体戦を行うことで、チームとしての戦い方や、上位大会の雰囲気を味わうことにもなります。

県大会であれ、上位大会であれ、勝ち進めば射数は多くなり、精度はもちろん体力や精神力といったスタミナが求められます。

そういったことの重要性に気が付けば、今の射数では足りないな、もっと引こうかなということにもつながります。

選手たちは、この大会を通じていろいろなことを学んだことでしょう。

また、先生方からは県内選手が運営にかかわることで、感謝の気持ちを他の人に返していく大切さや、自分だけではなく、

チームメイト、そして他の競技者へと視野を広げていくことの大切さを改めて教わりました。

感謝は誰か他の人に返していくことで、世の中に感謝や奉仕が循環します。

今はその意味が実感できなくても、感謝を別の人に返すことを習慣にしていってもらえれば、良い人間関係を気付いていけるようになると思います。

弓道を通して、技術も心も成長していって欲しいと思います。

 

~大会近景~