Fujikawaguchiko High School KAWAKO

2024年10月24日カテゴリー:

【弓道部(FKQC)】新人大会2日目

さあ、昨日の結果を受けて、男子Aチーム、女子ABチームの3回戦が行われます。

また、男女個人で決勝に進んだ、1年生の志村選手と、2年生の中田選手の行射も午後から行われます。

 

~試合経過と大会結果~

男子の3回戦は、昨日より的中数が下がり、1~3回戦の合計は17中となり、同中競射となりましたが、

残念ながら決勝リーグに進出することができませんでした。

女子3回戦はAチームが、6中し、合計13中で同中競射になり、見事決勝リーグに進むことができました。

Bチームは惜しくも9中に留まり、残念ながら決勝リーグに進むことはできませんでした。

 

決勝リーグはBリーグで北杜高校、甲府東高校、甲府工業高校と対戦し、2勝1敗で2位通過し、3-4位決定戦に進むことになり増した。

順位決定戦では、7対7の同中競射で甲府第一高校に惜しくも敗れ、4位となりました。

 

また、個人では1年生男子の志村選手は惜しくも決勝で敗退しましたが、

2年生女子の中田杏希選手が、5位に入賞し、関東選抜大会に出場することになりました。おめでとうございます。2大会連続2度目の関東出場です。

 

女子Aチームは1回戦1中という過去最低の的中をたたき出しながら、何度も次の立ちで挽回し、不死鳥の如く何度でも蘇ってきました。

エースが連続的中で引っぱる場面もあれば、1年生が2年生のカバーに入って競射で勝利を収めるなど劇的な展開が続きました。

まさに不死鳥。まさにムスカ。今回の大会で最もハラハラさせてくれました。

そこは、的当て競技の一番の面白みがあると言えますね。

どんなに外れても残念0本。どんなに中っても皆中4本。その差はどんな実力差のある選手でも4本にしかなりません。

だからこそ、自分の本来のパフォーマンスが発揮できれば、挽回や逆転の可能性は十分あり、どの選手にも全国1位になるチャンスがあると言えるのです。

問題は、その最大のパフォーマンスを何回連続で発揮できるかです。

自分達の道場で皆中を出したことのある選手は、その瞬間だけ全国1位の選手と同じことをしているのです。

こういうことは、他の競争系の競技や、対人系の競技では絶対にありえません。

一瞬でもボブ・サップをノックアウトできるなんてあり得ません。

一瞬でもウサイン・ボルトよりも速く走れるなんてことはあり得ません。

弓道だから、一瞬だけでも1位になれるのです。あとは、それをいつでもどこでも何度でも発揮するかしないか。発揮できるための練習をするかしないかです。

諦めない心、質の高い練習、気持ちの切り替え、それらがそろったとき、河高弓道部は再び頂点に立つかもしれません。

これからも、日々質の高い練習をしていきましょう。

選手の皆さんお疲れさまでした。

 

 

~大会百景~